アルバム紹介:Brett Eldredge - Bring You Back

Posted by ymk 2013/08/21 2 コメント
今月6日にリリースされたブレット・エルドレッジのビューアルバム「Bring You Back」をご紹介します。CD版はデビューシングル「Raymond」と今週カントリー・エアプレイ・チャートで彼自身初のNo.1シングルとなった「Don't Ya」を含む全12曲で、iTunes版にはCMTのスタジオ・ライブで収録された「One Mississippi」のアコースティック・バージョンが追加され全13曲となります。

最近、トム・ペティが「現在のカントリー・ミュージックは、フィドルの入ったバッド・ロック」という発言をして話題となりましたが(真相は定かではありません)、そんな彼の発言を吹き飛ばすべく、ブレット・エルドレッジは近年流行りのロック・サウンドとの境界線が曖昧なサウンドは好まず、正々堂々とボーカルだけで勝負しているカントリー・アーティストです。
「Bring You Back」は、アルバム全体を通してバックの演奏には細かく様々な楽器が使用され、音響効果も駆使しながら曲はひとつずつ丁寧に仕上げられていますが、どの曲においてもまず最初に深く印象付けられるのは、表現力豊かで力強い彼のボーカルでしょう。彼のボーカル力には、例えば多少曲自体がそんなに良くなくても(失礼)、その弱点をも覆い隠して曲を最大限どころかそれ以上の魅力をプラスしてしまう、そんな力があると言っても大げさではないと思います。私は「One Mississippi」のアコースティック・ライブバージョンが付くデジタル版を購入したのですが、スタジオ版も文句なく素晴らしい仕上がりであるにも関わらず、ライブ版は更にその上をいっていると断言できるほど素晴らしいですね。彼の歌唱力がどれほどのものかを証明してくれるボーナス・トラックです。

今作においてブレットは、アルバムタイトル曲以外の11曲にソングライターとして関わっており、またプロデューサーは曲ごとに変えてレコーディングを行っています。1stシングルの認知症の女性の事を綴ったエモーショナルな1曲「Raymond」は、ティム・マックグロウやフェイス・ヒルのプロデューサーとして有名なバイロン・ギャリモア、大ヒット曲「Don't Ya」は作曲陣の一人、クリス・ディステファーノがそのまま担当し、7曲目「Beat Of Music」とラストソング「Go On Without Me」ではブレット自身がプロデューサーの一人として携わっています。そのためか、それぞれの曲の表情が単調になる事がなく、もしアルバムのキートラックは?と聞かれても、どれも甲乙付けがたく迷ってしまうでしょう。アルバムの曲の構成も素晴らしく、後半に向かうに連れてどんどん盛り上がっていく感じが、リスナーを全く飽きさせることがありません。デビューアルバムは良くて当たり前と昔からよく言われますが、それを分かっていながらも賞賛を贈りたくなるような、非常に完成度の高いアルバムに仕上がっていると思います。


トラックリスト:
1 Tell Me Where To Park
(Greg Becker / Brett Eldredge / Jon Nite)
2 Don't Ya
(Chris DeStefano / Brett Eldredge / Ashley Gorley)
3 Bring You Back
(Ross Copperman / Heather Morgan)
4 On And On
(Brett Eldredge / Luke Laird / Shane Manally)
5 Gotta Get There
(Barry Dean / Brett Eldredge / Luke Laird)
6 One Mississippi
(Tom Douglas / Brett Eldredge)
7 Beat Of The Music
(Ross Copperman / Brett Eldredge / Heather Morgan)
8 Waited Too Long
(Brad Crisler / Brett Eldredge)
9 Mean To Me
(Scooter Carusoe / Brett Eldredge)
10 Signs
(Bill Anderson / Brad Crisler / Brett Eldredge)
11 Raymond
(Brad Crisler / Brett Eldredge)
12 Go On Without Me
(Ross Copperman / Brett Eldredge / Natalie Hemby)







(ボーナス・トラックとは違うアコースティック版です)






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2 コメント:

匿名 さんのコメント...

またまたZepheeです。Light The Fuseのカナダツアーにブレット・エルドレッジが同行するんですよね。どんな曲なのか聴いてみたら、曲の良さもさることながら、声に深みと説得力があって!おまけに歌がとっても上手い~!!! KUから少しずつ広がっていくのがとっても楽しいし嬉しいです~!

ymk さんのコメント...

Zepheeさん、こんにちは。
キースのFuse Tour後半戦のスケジュールが発表になった時に、カナダではブレットが参加する事も同時にアナウンスされてましたよね。ダスティン・リンチはカナダに入れないのでしょうか(笑?
そんな事もあって、キースはツイッターでもブレット・エルドレッジのDon't Yaを宣伝してくれてましたね~^^。コンサートでは、ぜひ二人でコラボしてほしいです。

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新譜情報

  • 8/5 Sunny Sweeney - Provoked
  • 8/19 Chase Rice - Ignite The Night
  • 8/19 Joel Crouse - Even The River Runs
  • 8/19 Randy Travis - Influence Vol.2: The Man I Am
  • 8/19 Various - Nashville Outlaws: A Tribute To Motley Crue
  • 8/26 Brad Paisley - Moonshine In The Trunk
  • 9/9 Dustin Lynch - Where It's At
  • 9/9 Lee Brice - I Don't Dance
  • 9/16 Tim McGraw - Countdown To Sundown
  • 9/23 Kenny Chesney - The Big Revival
  • 9/23 Lee Ann Womack - The Way I'm Living
  • 9/30 Blake Shelton - Bringing Back The Sunshine
  • 9/30 Lady Antebellum - 747

*祝* BMR移籍! The Cadillac Three

ザ・キャディラック・スリー(バンド名が変わりました)。
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